【王室御用達】キングウッド
キングウッド
データ | |
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学名 | Dalbergia cearensis |
別名 | violetta |
分類 | 広葉樹 |
科・属 | マメ科ツルサイカチ属 |
原産国 | ブラジル |
気乾比重 | 1.20 |
強度 | 非常に硬い |
ヤンカ硬度 | – |
レッドリスト | 準絶滅危惧 |
辺芯材に明瞭な区分があります。辺材はクリーム色、心材は濃淡のある紫色をしています。
木目は細かく、色と相まって美しい縞模様をしています。
ほとんど無臭ですが切削熱によりほのかに甘い香りがします。
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概要
キングウッドの歴史と高貴な評価
キングウッドは17世紀と18世紀に非常に高価で貴重な木材として評価されていました。この木材は「プリンスウッド」とも呼ばれ、特にルイ14世やルイ15世の時代にフランスやイギリスの王室で好まれ、豪華な家具やインテリアに使用されました。木材の色は濃い紫色から黒色の縞模様が特徴で、時には淡い黄色のストリークも見られます。この視覚的な美しさから、キングウッドは高級家具のインレイや装飾品に広く使用されています。
美しい紫色の木目
キングウッドは、その美しい紫色の木目で知られています。この木材は、紫色が濃く、黒い縞模様が特徴であり、視覚的に非常に魅力的です。その美しさから、高級家具や装飾品、楽器の材料として広く使用されています。特に、細工を施した際の仕上がりが非常に良く、光沢が出やすいため、工芸品にも多く利用されています。この紫色の木目は、時間とともに色味が変化し、深みが増すため、長く愛用できる魅力があります。
(キングウッドの画像の資料が非常に少ないです。
もしお持ちの方がいらしたらお写真のご提供を頂けると助かります。)
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